2008/07/20
オーストリアはあんがいと保守的でハイアラーキー(上下階層関係に整序されたピラミッド型の秩序ないし組織)の概念が強い。
簡単にいうと職業的に高い身分であると想われている人は職業的に低い身分の人とは付き合おうとしなかったりすること。
多くの人がKing(王様)やQueenとして扱われたがっている節があって面白い。
子供みたいでかわいい。
ばかげているとは想うんだけど、ここでストレスなく働こうとしたらそういう階層社会に組み込まれることが楽なのかもしれない。
日本では僧侶をやっていて、そういう階層的な社会が嫌で中国に行ったという側面もあるのに、またこうやって階層的な社会に組み込まれているのは自分でも興味深いと想う。
結局は社会の中で生きていこうと想ったらそういう階層社会はある程度受け入れないといけないということなんだろうか?
またこれも違う側面から考えられるから、それだけでもウィーンに来た価値があるのかもしれない。
2008/09/01
オーストリアで驚いているのは「女なんてつまらないものに生まれてしまって・・・男に生まれたかったわ」という女性が多いことだ。
80代でも50代でも20代でもそういう声を聞いた。
昭和20年代生まれの母が「馬鹿でも男だというだけで女より偉いと想われる。男に生まれたかった」と言っていたのと同じ気持ちなんだろう。
西洋はそういう男尊女卑はもうとっくになくなっていたのかと思っていたが、オーストリアは保守的なカトリック社会で男性上位社会でその雰囲気が色濃く残る。
名刺にはDr.○○とかMag.○○とか書かれていることが多い。
やたらと目にする。
Magisterは修士(大学院博士課程前期卒)Doctorは博士(大学院博士課程後期卒)だ。
人に会って挨拶するときに「Guten Tag. Dr.」などと言うとオーストリアでは喜ばれるよと言われた。
修士であること博士であることは誇りであるようだ。
いや、何も名刺に書かなくても・・・とは想うが、そうすることはこちらでは当たり前のようなので、そういうものだと受け入れとこう。