ウィーンにおでかけ

アドルフ・ヒトラーを生み出した精神的背景

2008/09/26

最初にウィーンに来た頃に感じていたのは、オーストリア人は卑屈でネガティブな攻撃性を心の奥に隠し持っているということ。

中国に3年間暮らしていたことも大きかった。中国人は基本的に感情を隠さないから、それに慣れてしまって、オーストリアの「隠された感情」に過敏に反応してしまったのだろう。

その卑屈でネガティブな感情はオーストリア人同士では見えないのか見ないようにしているのか、問題ではないらしい。

いや、というか、そういう卑屈でネガティブな感情を隠し持っている人同士で仲間意識を感じているというか。

心と心の繋がりはしないで、表面だけで付き合っているような印象すらある。

恋人どうしにしても、キスはしても心と心は繋がっていないというか、頭で「恋愛」という概念を組み立ててその概念の中で愛し合っているというか。

日本人でも敏感でない人や、その部分に焦点を当てられない人はその深いネガティブさに気付いていない!

近寄るのをためらうほどのネガティブな攻撃性を内に秘めているように映るのに・・・。

何で気付かないの?

ナイフを持って歩いてるのと同じじゃん?

 

オーストリアはアドルフ・ヒトラーという怪物を生み出した。

時代背景だけではなく、その精神的背景というものは、いくら否定しようとも確実に存在する。

存在するから彼が生み出されたんだ。

彼はオーストリア人の心の奥にある、卑屈でネガティブな攻撃性に火を焚きつけただけのようにも想える。

実際ヒトラーが発言したことって、論理的には破綻していて、少し考えると、おかしいこと言ってるおっちゃんだって分かる。

のに・・・。

何で気付かないの?

一番重要なことだけが、見えていないというか・・・。

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