2008/08/30
ウィーンに最初に来たとき、まるでここが自分の故郷のような親しみを感じた。
何でだろう?ってずっと分からなかったけど、最近気付いたことがある。
ネガティブな部分が似ているのかも知れない!
ウィーン人はそのネガティブさで有名だと言う。
何か楽しいことがあっても「こんなのは長く続かないさ」と文句をいうような、何か不平不満を無理矢理見つけて、それで会話して、ネガティブさで繋がってる感じ。
そういう暗い印象が好きなんだろう。
例えば「街をにこにこしながら歩くと、この人ちょっとおかしいって想われるよ」とウィーンっ子は言っていた。
そういわれればそうだ。
みんなうつむいて顔には暗い影を落としてる。
そういうのが好きなんだろう。
だからかウィーン人は悲劇的な死に憧れているような印象すら持ってしまう。
でも、そういった暗さって、理解できる。
自分も普通の人だったら考える必要のないようなことに恐怖を感じることがあった。
例えば、タバコを買いに行くときだったり、レストランに行くときだったり、そういう細かいことですら人と関わるのが嫌だって感じていた時期もあった。
今想うと単に、そういう怖さとか嫌だっていう感情に無理矢理焦点を当てていただけなんだろうって想う。
ウィーンに来て、ウィーンの人は何でネガティブに焦点を当てて考えるんだろう?って想ってた。
で、ふと気付いた。
「自分もそうじゃん!考える必要のないこと無理矢理考えて怯えてる!」
その精神構造って面白い。
無意識にその構造に囚われて、迷路の中に迷い込んだように、外から客観的に見られなくなる。
別にネガティブに焦点を当てる必要はないけど、当ててしまう。
結局ネガティブが好きなんだろうね。
それはそれである意味ハッピーなんだろうなって今は思える。