2008/07/17
ヨーロッパはどこでもそうだというが、ウィーンも自転車での移動が一般的だ。
狭い路地が多いが、自転車道はけっこう多い。
環境にも優しいし、健康にも良いからだろう。
彼らの視点からすると、こぞって高級車を求めるような価値観は過去のもので原始的なんだろう。
何か別の大切なものを追いかけている人が多いように想う。
オーストリアはドイツ語文化圏だけにルールを遵守するのが好きな国民性がある。
自転車でも交通のない赤信号で横断する以外はルールを遵守している印象だ。
自転車で歩道を走るのはヨーロッパでは禁止されていて車道を走らないといけない。
一度自転車が走ってはいけない道を走っていたら前から来た車を運転しているおばちゃんが、指を指して「自転車はあっち!」と怒っていた。
自転車道を歩いていたら後ろから来た自転車に乗った青年がこの世で一番嫌いなものを見た!ような表情でオイラを見ていた。
「おらおら!ルールを守れよ!」ってことなんだろう。
ただルールに従順すぎると感じることもあって、例えばウィーンの冬の凍っている道で滑って後ろの車に轢かれる事故が多く発生するらしい。
死んでまでルールを守りたいか?
傘を差しながら自転車に乗っている人は見かけない。
マントみたいなカラフルなカッパで雨の中を走っているのは何かかっこいい。

雨の日はマントみたいなカッパ
風にたなびくマントはある意味カッコイイ
また、夜は点灯しないで走ると警察に呼び止められるから注意が必要だと口を酸っぱくして言われる。
自転車も交通の一部との認識が強くあることを感じる。
地下鉄などラッシュ時を除いて自転車でも乗り込める。
自転車と人が優しく繋がっている社会だ。

KREMSクレムス駅のホームで。自転車も列車に乗り込む。
そう。
優雅さが凝縮されたウィーンの街を自転車で駆け抜けるのは、たまらなく嬉しくなる。